入学試験の伴奏

G大入学試験の声楽科1次試験が終わった
G大では入試の伴奏は声楽科非常勤講師の
ピアニストの先生方が行う
受験生は一人日本歌曲4曲と外国歌曲4曲
を提出する。そして当日指定された2曲づつから
日本歌曲と外国歌曲を一曲づつ選ぶ。
伴奏する方では日本歌曲と外国歌曲の担当に分かれて
一人分4曲×担当人数分
私は今回45人分だったので180曲の楽譜を担当した
もちろん同じ曲の同じ調の物も沢山あるが
一応楽譜は間違いがないか、ミスプリはないか
必ず弾いて見てチェックする。
移調楽譜は間違いのオンパレード!
正しい楽譜を見ながら変な所を全部直す

そして当日1時間で15人ずつ
最初に日本歌曲続けて外国歌曲を演奏する
審査員は日本声楽界の重鎮の先生方が10人余り
私達伴奏者の役割はいかに気持ちよく
思った通りに受験生に歌ってもらえるかということ
たとえそれがどんなにおかしなテンポであろうと
間違ったブレスの取り方であろうと
受験生が書いて来たとおりの楽譜で
受験生が歌った通りの音楽で伴奏する
そして何よりも一音たりとも間違った音を弾いてはいけない
受験生を動揺させてしまうし
先生たちもあれっ!て気がつかせてしまうし
何よりも間違えた音というものは
伴奏者にとってずっと忘れられない記憶の中に残る
今年は一音もそういう音がなかったのでほっとしている

G大はまぎれもなくトップクラスの大学なので
受験生も良い声の方がたくさんいる
1次を通過して2次になると
伸び伸びとアリアなどを聴かせる
そうして選ばれた学生たちが4年間鍛えられて
更に選ばれた学生が大学院生となり
そこで鍛えられた院生たちが世に出ていく
その間に新芽が芽吹き花開き
細い枝が幹になり豊かになって世に出ていく

ヴァイオリンやピアノの場合は
小さい時から才能の芽が開き
高校生でピークに達する方も沢山いる
そこから別な意味の熟成が始まるのだが

そういう意味では歌の世界は
人間の熟成と共に声が成長するので
大学大学院でかかわれることがとても楽しい

とにもかくにも1次試験が終わった
最小限度の責任が果たせてほっとしている


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プロフィール

田中梢

Author:田中梢
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A型 魚座 ペガサス(動物占い)

趣味
・水泳:マスターズチーム「CSC世田谷」(来年から「JOIA」に名前変更)に所属
専門はバタフライ 獲得メダル多数(ただし強い人がいない草大会)
1600Mリレーで泳いだ400Btは記録と記憶に残る
昔は「根性バッタ」~「癒しバッタ」~「リハビリバッタ」を経て
今は再び「ど根性泳ぎ」に。

・ランニング:「いのししガールズ」に所属。
5k・10k・ハーフ・フルマラソンと経験し挫折。
仕事場に向かう時はいつも意味なく走っていた。
ところが今は自分の体重を支えるのがやっと・・
最近バタバタとランニングを開始、
いつか「いのししガールズ」の一員として
たすきを受けることを夢見ている。
 
・自転車:昔自転車少女。一時は競技用自転車に乗りトライアスロンに挑戦も、ママチャリで仕事場に爆走してたっけ。酔っ払って3時間走り続けた「大井埠頭伝説」は語り草に。
しかし今は転んだらおしまいの歳になった。ゆっくり
じっくり運転。飲酒と雨の時は乗らないように戒めて。

・読書:活字中毒。辻邦夫を敬い浅田次郎に涙(笑)した。宮部みゆき等女性作家を愛読。最近は重松清・乃南アサにはまっている
推理小説とサスペンス(TV)はいつでも大好き

好きな食べ物:牡蠣・うに・かに・いくら・おおとろ・・最近野菜料理がなくてはならぬものに

好きな飲み物:黒ビールに赤ワインだったが、最近は日本酒に目覚める。
まだまだ初心者だが辛口、にごり酒など色々試している。


好きな土地:女満別(トマトジュースが最高)壱岐(うにと壱岐焼酎と蛍が最高)
が思い出の地だったが、全国各地演奏に行かしていただいて好きな土地がたくさん増えてしまった!

集めているもの:ぬいぐるみ(あらいぐまさん・きつねさん・ねこさん・いぬさん・アルパカさん・・・・・)最近は巨大家族たちが部屋を占領している💦

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